【ワインの種類】「ワインの王」ブルゴーニュワインの特徴

ボルドーと並ぶフランスの産地ブルゴーニュ

ワインを知る上で避けては通れない、世界の2大産地であるボルドーとブルゴーニュ。
後者はフランスの東部に位置しており、ボジョレーやシャブリなど8つのエリアで構成されています。

ボルドーと同様に、ブルゴーニュワインは何か特定のワインを示す言葉ではありません。
この地方で作られたワインの中で、一定決められた品種のブドウを使い生産されたワインの総称として使われている言葉です。

ブルゴーニュには赤ワインも白ワインも存在し、どちらも世界的に高い評価を獲得しています。
特徴が異なるので様々な意見があるかもしれませんが、白ワインに関してはボルドーよりもブルゴーニュの方が、より評価が高いでしょう。

ワインを生産する作り手を、ボルドーでは“シャトー”と表現しますが、ブルゴーニュでは“ドメーヌ”と表現しています。
ワインにこの表記があればブルゴーニュワインであることがわかりますし、その後に続く名称で、誰がそのワインを作ったのかもわかるようになっているわけです。

しばしば“ワインの王”とも呼ばれるブルゴーニュワイン。
これを飲まずしてワインを語ることはできないでしょう。

単一品種の葡萄から醸造

ブルゴーニュワインの最大の特徴は、各銘柄のワインがそれぞれ1つの品種のブドウから作られている点です。

赤ワインに関しては、そのほとんどがピノ・ノワールが原料として使われており、その他には、ガメイやピノ・グリも比較的有名なブドウの品種として知られています。
白ワインで圧倒的に多くの割合を占めているのが、シャルドネです。
他にもアリゴテやピノ・ブランなどがあるものの、ほぼほぼシャルドネであると言ってもいいでしょう。

このように品種は複数ありますが、ブルゴーニュワインは必ずいずれか1つの品種のみで作られており、その時々のブドウの出来上がりに味や香りが大きく左右されるという特徴を持っています。

同じ品種であっても、栽培エリアや作り手によってワインの味わいが変わる点も、ブルゴーニュワインの面白いところ。
単一品種のみが原料となっていることから、混じりっ気がなくスッキリとしたワインに仕上がる点も特徴です。

有名産地なので通販サイトで特集などが組まれやすい

ワイン好きでブルゴーニュの名を知らない人などいません。
裏を返せば、ワインの入門編的知識とも言えるでしょう。

これだけ世界中で愛されている産地ですから、ワインの専門通販サイトなどでも取り上げられやすくなっています。
複数のサイトをのぞいてみれば、必ずどこかで特集が組まれているはずです。

ブルゴーニュワインについて知りたければ、そうした通販サイトの特集をチェックし、実際に注文してみるといいでしょう。
文字だけで知識を蓄えるのでは物足りません。
実際に口にしてみて、初めてブルゴーニュワインを知ることができます。

異なる銘柄のブルゴーニュワインがセットで販売されていたりもしますから、ボルドーワインと一緒に注文するなどし、飲み比べてみてもいいですね。

非常に有名な産地ではありますが、通販サイトでは安価なものも販売されているので、まずは手に入れやすいものからトライしてみましょう。